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COLUMNお知らせ・社内イベント

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2026/10/05

29,日本の古ビル再生『ビルつぎ再生プロジェクト Bustle岐阜羽島』

今回も、私が手掛けた古ビル再生プロジェクトをご紹介したいと思います。

【地方創生と不動産再生】築35年・空室率60%の「難物件」を、街のにぎわいを生む人気マンションへ変えた挑戦

「社内の事業価値を高めるためにも、これからは地方創生に寄り添った不動産再生に取り組むべきではないか」

そんな議論が社内で飛び交っていた頃、知人の不動産業者さんからひとつの物件をご紹介いただきました。

場所は岐阜県羽島市。岐阜羽島駅から徒歩約20分と、これまで扱ってきた物件に比べると決して良好とは言えない立地です。

築35年の鉄筋コンクリート造5階建てでエレベーターはなく、間取りは1DK(20戸)に1階テナント4区画。

長年修繕がなされておらず、空室率は実に60%という、一見すると非常に難しいボロボロの物件でした。

しかし、見方を変えれば、満室想定利回りは18%。

ボロボロな状態からの大規模修繕はまさに弊社の得意分野であり、「再生できれば確実な収益性が見込める」という確信がありました。

課題はただひとつ、「この立地でどうやって空室を埋めるか」です。

私たちは購入を決意し、オーナー様のもとへ向かいました。

事務所に伺うと、元々は繊維問屋を営まれていたことが分かりました。

そこで私は、「地域の歴史やオーナー様の思いを紡ぐコンセプトで再生させたい。その代わり、再生費用分の値引きをお願いしたい」と熱意を伝えました。

実は他に競合が2社あり、弊社よりも高い金額を提示していたそうですが、熱意が届き、無事に購入させていただけることになったのです。

ここから、岐阜羽島というエリアを徹底的に読み込むマーケティングが始まりました。

「なぜ新幹線駅や高速ICがこの場所にできたのか」「羽島市の経済政策やビジョンは何か」。

地域の現状を深く調べる中で見えてきたのは、少子高齢化や人口減少、空き家問題といった地方特有の課題と、

それらを克服するために市が「企業誘致」へ最も力を入れているという事実でした。

私たちは羽島市長のもとへ足を運び、「このビルの再生を通じて人口や労働力を増やし、街のにぎわいを取り戻すお役に立ちたい」とプレゼンテーションを行いました。市長にも大変喜んでいただき、この構想を軸にプランを一気に絞り込んでいきました。

「エレベーターなし5階建て・1DK」というデメリットを克服するため、以下の施策を盛り込んだ1棟リノベーションを遂行しました。

・海外労働者が安心して入居できる環境整備(市の企業誘致に伴う需要に対応)

・ペット可ルールの明確化と足洗い場の設置

・地域のにぎわいを生み出すマルシェの開催スペースの設置

リノベーションを終えリーシングを開始すると、瞬く間に満室となり、海外の方々からも支持される人気のマンションへと生まれ変わりました。

オープンから間もなく5年が経ちますが、現在も好調な稼働を維持しています。

単なる不動産の再生にとどまらず、羽島市の政策や地域の活性化に少しでも貢献できたことを、誇りに思っています。

参照:https://bustle-gifuhashima.com/

では、次回の記念すべき第30回は、私が一番力を入れた事例をご紹介できればと思います。

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